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大豆の栄養
タンパク質を摂るには肉より大豆
成人(20歳代)期における一日当たり必要なタンパク質は70g。それだけのタンパク質を仮に肉だけでとろうとすると必要な肉の量は636gにもなります※。また、その場合その肉に含まれる318gもの脂肪もとることになります。これに対して70gのタンパク質をとるのに必要な大豆の量は198gと肉の約1/3。しかも含まれる脂肪の量は約38gと、肉の場合の1/10近いのです。
※肉はバラ肉(脂肪付)
牛乳より多いカルシウム
カルシウムといえば牛乳ですが、実は大豆もそれ以上の実力者です。100g当たりに含まれるカルシウムの量では牛乳やめざしを大きく上回っています。1日当たり必要な600mg(成人)のカルシウムを牛乳だけでとると546cc。めざしでも333g必要になりますが、大豆なら250gと、牛乳の約半分です。そのほか大豆にはこれらの食品ではとれない食物繊維や、最近話題の亜鉛やイソフラボンも豊富に含まれています。
まだまだある大豆のパワー
イソフラボン | 大豆イソフラボンは女性ホルモンとよく似ているため「植物性女性ホルモン」とも呼ばれ、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ作用があります。 |
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レシチン | レシチンはリン脂質と呼ばれ強い乳化作用があり、コレステロールを減少させるため、動脈硬化、心筋梗塞の予防に効果があります。 |
亜鉛 | 微量ながら重要な栄養素である亜鉛には味覚や脳のはたらきをコントロールしたり、免疫力や性機能を高めるなどのはたらきがあります。 |